mercredi 31 mars 2010

道元禅師の教え

我が家の玄関に、半紙に書いて貼ってあります。

貼る前と貼ってからでは大きく違い、「壁に貼る効果」を実感してます。


はきものをそろえると心もそろう

心がそろうと はきものもそろう

ぬぐときに そろえておくと

はくときに 心がみだれない

だれかが みだしておいたら

だまって そろえておいてあげよう

そうすればきっと 世界中の人の心も

そろうでしょう

mardi 30 mars 2010

タイムマシーン

掃除機をかけていたら急に頭の中にベートーヴェンの悲愴の第2楽章が流れて来たので、掃除機を止めてすぐピアノに向かった。

うわ〜〜〜〜〜、本当に素晴しい曲。

一体どうしたらこんな曲を創作できるのか?と考え始めた。
作曲時の彼の心理、精神状態はどうであったのか?
その間の彼の生活スタイル。
例えば、ベートーヴェンは「今日の夕飯何にしよう?」なんて思っていたのか?
家の掃除は、洗いものは彼がやっていたのか?お手伝いさんかしら?

とにかく、ものすごい感受性豊かで、繊細で、どんなひとであったのだろうか?

タイムマシーンがあったら、ドイツ語勉強して、バッハ、モーツアルト、ベートーヴェンに会いたいな。

でも、彼らの作品をこうして弾かせてもらえることで、もうすでにタイムマシーンに乗っている気もする。

ちなみに、最近の子どもたちのお気に入りはオペラ魔笛の夜の女王の名アリア!(どれだかわかりますか?あの高音の技術を要する、あれです笑)
これでございます。この歌手(Natalie Dessay)も素晴しい!鳥肌たちました。

http://www.youtube.com/watch?v=XHSVbuoC5p0



lundi 29 mars 2010

手に負えない

今日は怒りっぽい日でした。
何回怒ったかしら???

とくに二女に手を焼くことが多くなった昨今。
彼女も大事な自己主張期ですから、それで当然なんですが。

ベビーカーを拒否歩きたがる二女が、横断歩道で私と手をつなぐのを嫌がるので、片手にベビーカー、片手に二女を抱き、長女に目をやると、、、

私が渡ろうとしていると思い込んだ長女が走り飛び出し、そこへ車が!
自分が何か叫んだのは覚えていますが、何と言ったか覚えてません。

娘は車スレスレで止まりましたが、わたしの心臓は止まりかけてました。
本当に恐怖で、その後そのまま道ばたで叱り。

その他多数、今日1日でいろいろありました。
私自身をを試されているのであれば、今日はことごとく惨敗で、寛容ではとてもいられませんでした。
明日は大丈夫かしら?

dimanche 28 mars 2010

芽吹き

小さなあかちゃん葉っぱや、つぼみを見ると思わず顔がほころんでしまう、ウレシイ。

公園へ行くと緑やお花にエネルギーを与えてもらうのを感じます。

そして、我が家の二女ちゃんも最近、毎日のように新しいことばを咲かせてくれます。
毎回新語を聞くたびに、驚きと喜びを与えてもらいます。

今日は姉妹でパンオーショコラを食べているときにお姉ちゃんに「オイシイ?」って聞いていました。

mercredi 24 mars 2010

ひらめき

「わたしは慢心、思い上がり、うぬぼれている。
その上、ピアノを弾くことを知らない。」と自分に自覚させると音楽の作業が上手くいくことが分かってきた昨今です。(笑)

わたしが音楽をやるのだけれど、理想のそれに近づけるには「わたし」は必要ない。
「わたし」が邪魔。

そんなひらめきを得たら、恩師からこんなメールが届き、なんとタイムリーな!と驚きました。

前に読んでた本にね、音楽でも、造形芸術でも・・本物の形(フォルム)が生まれてくるのは・・強烈な自我の主張からではなくて・・自我の深い否定からなのだ・・という文があってね、



mardi 23 mars 2010

お昼休憩

もう春ですね。
待ち遠しいな、と思っていたもののすでに来ていました。

私は切り干し大根の煮物には白ごまをすって振りかけます。
ごまの風味とやさしい煮物の味が混ざって上品で美味しい。

いま、次女がお昼寝中。
これから夕飯の準備をして、ピアノもできるかな?

dimanche 21 mars 2010

芸術の実体

なんだか、トンネルから抜けられないような昨日と今朝の練習。
夕食後、家族から時間をもらって「練習するのツライな〜」と思いながらピアノへ向かう。

探して、考えての繰り返し。
そして、最後の最後に見つかった!
今日の小さな発見と小さな満足感。
あ〜、よかった。やってよかった。

「もっと自分に正直になって、こころにある音だけを弾いて」って昨日ある生徒さんにいったこと、実は自分も出来ていなかった。
こころが教えてくれる音だけを弾いたらできた。

練習が上手く行かない殆どが、エゴ、高慢なせい。
自分ではそんなにないと思っている時点で、あるんだな。

「芸術の実体は、そんな高いところ、遠いところにあるものではなかった。それはもっとも日常的なわたし自身にあったのです。」(鈴木先生のことば)

日常的な己自身が芸術。
明日からの生活、気が引き締まります。

jeudi 18 mars 2010

70パーセント

自分のすきなタッチがあって、そうなると鍵盤を触るのも気持ちいいし、自然に音楽もよくなる。その感覚は知ってはいても、毎回ピアノに触る度にそのタッチがすぐ出て来ないので、練習しながら探す毎日だった。

でも昨日、今日あたりから70パーセントの確実でそのタッチが自分のものになりつつあるという感じの成果。

なんか、パズルのピースをはめる時の気持ちよさ?

このタッチが120パーセントになったら、次の扉を開けて未知との出会い、更なる学びが待っていると思うとワクワクする。

でも今はまだ70パーセント、ピアノを弾くことを知らない人の領域に自分はいる。


切っただけの簡単メニュー

ようやく春の気配を感じさせてくれるようなお天気になったパリ。昨日はお散歩帰りに娘と夫がお花を買って来てくれました。長女が選んだ赤いチューリップ。

そして陽気が良くなったのと同時に、幼稚園のお迎え後は帰宅せずに18時まで公園の生活になります。戻って来てから夕飯を作る時間もないので、お迎えに行く前にある程度は準備。

今日の副菜はbetterave(ビーツ)とやぎのチーズを切ってオリーブオイルをかけたサラダ。我が家では毎日のように食べるブロッコリー。ブロッコリーの茎は娘の好物。輪切りスライスで甘みがあって美味しいです。何もつけずにこのまま頂きます。ゆで加減は義理母の教えの通り、ブロッコリーを沸騰したお湯に入れて、再び沸騰してから5分です。


mardi 16 mars 2010

今日のごはん

今日のごはん。

料理してるときの集中力がすき。
こころを馳せてつくるからご馳走。

でも実際は、「おか〜さ〜〜ん」(長女)とか「ママ〜〜」(次女)が30秒おき位にあるので、集中するのも、こころを馳せるのにも大変難しい状況です。

ひじきの煮物には初めて大豆を入れました。
メンチカツも初めてトライ!



dimanche 14 mars 2010

一個の人間として

「一個の人間として、自分の内面的な生活を築くために、その歩みはおそかろうと、一歩一歩自分を育てていかなければならない。(省略)
わたしは急がなかった。しかし、わたしは休まなかった。休みなく努力を続けた。」

鈴木ヴァイオリン(メソード)の鈴木先生のことば。

家事も、育児も、音楽も、その他のこともすべては私自身の内面的生活のため。
自分が努力しないと、できるようにはならないし、内面的生活は築けないんだ。



vendredi 12 mars 2010

練習めも

ピアノに向かって練習し始めて1時間ほどたったころ、やっと前日の自分を取り戻せるような感じ。そう、毎日毎日、昨日より下がってしまっている自分を取り戻すところから始めます。

もう、蟻(アリ)さんの餌運びの姿を自分の作業とを結びつけてしまう。

練習したいものはたくさんチョイスがある中、その日の気分で取りかかる。

今日は始める前から頭の中でなっていた、Herbie HankockのTextures。
大好きなAlfioのヴァージョンで。
とっても簡単、シンプルなことができないわたし!
でも、これが大事。
まるで数学の簡単な公式を勉強しているよう。
これが解けずに、さらに難解な問題へは進めない!と自分に言い聞かせながら。

本当に気が遠くなるような作業だけれど、足が地に着くような充実感は与えられます。

また集中力があるときほど譜に書いたり、見たりしないことがわかった。
今日は一切書かず、すべて聴き取り、記憶で練習。


jeudi 11 mars 2010

暮らし上手の家事ノート

今日のランチはパスタ。
木曜は夫が夜泳ぎに行くので、パスタと決まっています。
ベーコンとブロッコリーの残り物をアンチョビソースにするか?ブルーチーズソースにするか?悩んで、チーズにしました。

食後はセカンドアルバムを持ってフランスのCDを日本に配給している会社(パリ市)に持って行きました。
送ればいいものを、自分で持って行きたかったんです。

あ〜このCDたちは日本に行くんだと思うと心底嬉しかった。まだ確約いただいている枚数には及ばないので(在庫切れにつき増刷します)、日本での発売日や詳細はまだ決まっていませんが、分かり次第お知らせします。
もう随分とお待たせしている方もいるので、本当に速く届けられるよう努力します。

話は飛びますが、移動中(メトロ)に町田貞子さんの本を読みました。
これ(暮らし上手の家事ノート)を読むと、家事をしっかりやりたくなります!


dimanche 7 mars 2010

こんな日がすき

今日はな〜んにも予定を入れず家族でゆっくり過ごしました。わたしはなぜか?4時起床でゆっくりひとり時間を過ごし、夫にマイナス1度の中、パン屋さんへ出かけてもらって朝食。クロワッサンと薬草茶。
朝食後は家族4人で大掃除に、大洗濯(洗濯機3回)と働きました。

お昼には長女とお好み焼きを作りました。
写真は食べかけのでスミマセン。
実は食べたらと〜〜〜っても美味しくって、思わず写真を撮ってしまいました。

シーフードミックス、焼きそば、お餅、チーズ、ネギ、キャベツ、紅生姜、揚げ玉、生地は小麦粉ととろろ芋にだし汁です。仕上げはおたふくソースでね!
至福のひとときでした。(笑)

な〜んにもない、こんな日がとても充実感を与えてくれました。

jeudi 4 mars 2010

初見と風

今日は練習中に初見をやってみようかな、と思いそのままモーツアルトのソナタ集をパッと開いて開かれたところを初見してみることに。

いや〜〜〜〜、何とも新鮮で気持ちいいのにとっても驚きました。
慎重に音を汲み取り、モーツァルトの仕事に、創造性に驚き、笑い、感嘆し!
実際、曲をものにしよう!と取りかかるとこういう感覚が薄れていってしまうような?
これからは、初見で得た細かい感覚をメモするといいかもしれない。

今まで「初見」といったら試験でやらされるものというイメージがあり、全くをもってよいイメージがなかったので、これは新発見!でした。

それから、今日はお天気のパリでしたが寒かった〜。
今朝、はりきって公園へ出かけたものの向かい風に尻込みして家へ戻りたかったほど。
そしてふと、このような風は何と表現するのだったか?と思った。
3月だけれど春一番ではないし、木枯らしでもないし。
結局先ほどネットで見てみたら空風(からっかぜ)が適当かな?と思うのですが。
何となく、いろいろな風の名前を知りたいなと思わされました。


lundi 1 mars 2010

ピアノとこども

今フランスは2週間のヴァカンス中。
こどもたちと一日中一緒にいるので、ヴァカンスという時期には普段以上に!ピアノが練習できません。正直辛いです。
もうこればかりは毎日の積み重ねが大事で、大切に思ってます。(特にこどもを持ってから)

でも、優先はこどもたち。

朝も午後も公園に連れ出します。
とくに午後はピアノが弾きたかったけれど我慢して出かけました。

でもこどもたちの、また他の子供たちの笑顔を観ると、「あ〜来てよかった」と思いました。
公園ではいろんなことがチャレンジ!みんなとても生き生きしていて素晴しい光景です。
そんな光景を観ながら、ピアノは弾けないけれどそれを犠牲にしてでも、この光景、姿を見ておきたいと強く思った。

夕食後19時過ぎに、後は全部やるから1時間ピアノを弾いたら?と夫から。
「え〜〜〜〜〜!!!ありがとう」
こうしてできる練習はまた格別でした。途中、感動して涙が出て来た。
あ〜ピアノってこうして弾くんだと何かが分かった気がした。
これが明日またできるかは分かりませんが。

ピアノとこども、わたしにとって両方大切なもの。
でも、こどもが優先です。